水商売の消費者金融ハードル
・広島には流川を中心に、日本でも有数のにぎわいをみせる歓楽街があります。広島の歓楽街や飲み屋街で働く人なら誰しも、ホストやホステスなどの職業は、消費者金融でお金を借りるのが難しいと耳にしたことがあるかもしれません。
実際、ホスト、ホステスなど水商売の人は、貸金業者から融資を受けるのはハードルが上がります。
その理由ですが、ホストやホステスなど水商売の人は「個人事業主」と判断されるからです。
個人事業主は消費者金融のハードルが上がる
個人事業主はサラリーマンとちがって、毎月の収入が確実に安定して振り込まれるわけではありませんから、やはり融資を受けるには不利になります。
消費者金融のような貸金業者は「毎月確実に収入がある人」「収入が安定している人」に融資したいのです。
今月の収入が多くても、来月がどうなるかわからない個人事業主は、返済リスク(返済してもらえないリスク)が高いとみなされます。
そんな理由から個人事業主とみなされる職業の人は、借入れの審査に通らないことも多いのです。
ホスト・ホステスなど水商売の人の場合、売上げ制、歩合制という給料システムをとっていることが多いので、お店と個人(一事業者)の契約とみなされるわけです。
もちろん、水商売であっても完全にお店に雇用されている人、毎月の給料制で社員として働いているのなら、普通のサラリーマンと同じ扱いになります。
ホストやホステスなどの水商売は、どのような雇用形態なのかがあいまいなケースも多く、給与証明書などもなく毎月の安定収入を証明しづらいのが現実です。
水商売の人と同じ理由で、よく個人事業主として扱われるのが、タクシーの運転手、保険外交員、新聞配達員、アニメーターなどです。
一般的に消費者金融でお金を借りにくいといわれる職業であっても、大手を避けて中堅の消費者金融に相談してみるという手もありますね。
貸金業法に基づく中堅の消費者金融なら安心、しかも審査も自社基準で柔軟です。
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